第39回ロッテルダム国際映画祭が現地時間7日に閉幕し、観客賞にダウン症の人たちの恋愛模様を真っ正面から取り上げた、スペイン映画『ヨ、タンビエン』が選ばれた。 世界の新鋭監督の作品を集めた「ブライト・フューチャー」部門に出品されていて松本人志監督『しんぼる』は一時、トップ10入りする健闘を見せていたが、最終的な結果は26位。それでも、是枝監督『空気人形』(31位)や崔洋一監督『カムイ外伝』(65位)といったベテラン監督を抑えての日本勢のトップ。それどころか、日本でも大ヒットした、ポン・ジュノ監督の韓国映画『母なる証明』の30位や鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督『バッド・ルーテナント』(2月27日公開)の37位をも上回る好ランクとなった。
日本での評価は賛否両論となった『しんぼる』だが、同映画祭の日刊紙が「創造と空想に溢れていて、僕のつまらない人生を楽しくしてくれた。超オススメ!」と絶賛するなど海外でのウケがいいようだ。また、映画祭各賞の発表が現地時間5日夜に行われた。長編コンペティション部門「VPROタイガー・アワーズ」には日本から、井上都紀監督『不惑のアダージョ』と坪田義史監督『美代子阿佐ヶ谷気分』の2作がノミネートされていたが、賞を逃した。